「だから僕らは祈るんです。たった一瞬の光に向けて。その全存在をかけて輝いているたった一瞬の光に向けて」
「流れ星、知ってますか?」
本多孝好.FINEDAYS(角川文庫)
不意に結城が言った。
「流れ星くらい知ってる」と私は言った。
「流れ星って塵なんです。地球の重力に引かれた小さな塵が地球に向かって落ちてきて、大気圏で摩擦熱で高温になって発光する。それが流れ星なんです」
「雑学講座か。ためになるよ」
茶化した私に取り合わず、結城は静かに続けた。
「ものすごく広い宇宙の中の取るに足りないような僕らより小さな塵が、たった一度きり、その存在を僕らに示すんです。自分の体を焼き尽くすことで」
広大な時空間。その一点を占めることしか許されない小さなものたち。その一点を輝かせるために命を差し出せと言われたら、私はどうするだろう?
「切ないな」と私は言った。
「ええ。そして美しい」と結城は言った。「だから僕らは祈るんです。たった一瞬の光に向けて。その全存在をかけて輝いているたった一瞬の光に向けて」
ねこです。
ながれぼし に ねがいごと を すると かなうって ききました。
なぜ かなうのか くわしいことは わからないのですが これは すごいことです。
なんにん の ひと が ねがいごと してるのか わかりませんが
いっしゅん で たくさん の ひと の ねがい を きくことが できる ながれぼし は
しょうとくたいし より えらい き が してきます。
そういえば サンタクロース も せかいじゅう の こどもたち に いちや に して プレゼント を くばるので すごい です。
おてがみ を かいたり おとうさん や おかあさん に サンタさん に ほしいもの を いうだけ で とどけてくれます。
じつは ながれぼし の しょうたい は サンタクロース なのかも。
そう かんがえたら そう と しか おもえなくなってきました。
ねこ は いつも サンタクロース が クリスマス いがい に なに を してるか き に なってたのですよ。
ばばん!サンタクロース の ふくぎょう は ながれぼし でした!(かくしん)
これで かいけつ です。フフフン。