月別アーカイブ: 2024年8月

高校入試

怒り出すのは、おそらく、自分の行動に自信がないからだろう

 水野先生の次は本部で英語の答案用紙を受け取った上条教頭だ。事情はわかっているはずなのに、事情聴取というスタイルが気に入らないのか、不機嫌そうな顔をしている。
「私は村井くんから封筒を受け取ってちゃんと枚数を確認したよ。四〇枚あったから署名をしたんだ」
「受験番号の確認もされましたか」
「当然じゃないか」
「絶対に?」
「私を疑うなんて、失礼だよ」
 怒り出すのは、おそらく、自分の行動に自信がないからだろう。が、これ以上問い詰めても、手がかりは得られなそうだ。

湊かなえ.高校入試(角川文庫)

ねこです。

じしんが なかったり やましいことが あると おこりだすもの。
さらに きりこむと ひらきなおるまで あります。
ねこは きほんてきに なにか やらかしても ポーカーフェイスです。
なんなら「わたし しりませんけど」くらいの いきおい。

でも なぜか おねいさんには ばれてます。
つくえの うえの えんぴつたて おとしたことも
ティッシュの はこを ほりほりしたことも
せんたくものに くるまって けだらけにしたことも
なにもかも おみとおし!

なんで ばれてるのかなー?
もっと ポーカーフェイスの れんしゅう しておこうとおもいます。

冬期限定ボンボンショコラ事件

だったら、できるだけのことをするにはどうしたらいいか、考えればいいじゃないか。

 中学生、か。
 小佐内さんには覚悟と行動力がある。ぼくには、たぶんだけれど、観察力とひらめきがある。だけどぼくたちは中学生だ。結局はその点が、ぼくたちの推理と捜査にとって致命的なハンデとなるんじゃないか?
「……何をいまさら」
 今度は、小佐内さんも振り返らない。
 いまさら、だ。ぼく以外のクラスメートは、そんなことにはとっくに気づいて、引き返していった。ぼくは、たとえぼくが何者であろうとも真実を突き止める、いやむしろ真実を突き止めることによってぼくが何者であるかを証し立てられると考えたからこそ、いまこうして自転車を走らせている。中学生だからできないことがあるのはたしかだとして、高校生には高校生だから、大学生には大学生だから、大人には大人だからできないことがあるに決まっている。だったら、できるだけのことをするにはどうしたらいいか、考えればいいじゃないか。

米澤穂信.冬期限定ボンボンショコラ事件〈小市民〉シリーズ(創元推理文庫)

ねこです。

ねこに できること。
いろいろ かんがえてみたけど あんまり ないかも。

おねいさんの しごとの じゃま とか
おねいさんの ふとん せんりょうしたり とか
おねいさんの ソファで つめといだり とか
ふだんの せいかつに あんまり やくだたないものばかり。
むしろ めいわくこうい はなはだしい。
あの ゆうめい ねこがたロボットみたいに べんりどうぐ だせたら おやくだちなのに。

こういうときは しかくを とるのが いちばんって きいたことが あります。
なにか おやくだちしかくを ゲットすべし。
「ネコ ゆうようしかく」で けんさくしたら でてきました!

ネコの いま もつべき しかく3せん
きのぼりライセンス
せみとり1きゅう
キャットくうちゅう3かいてんけんてい

なんだか おやくだちとは ほどとおい しかく ばかりな きも しますが
なつなので せみとり1きゅう がんばってみます。