ワンクリ」カテゴリーアーカイブ

俺ではない炎上

でもね、文句を言っていいのは目一杯、力一杯、自分の持てる限りの力を出し切った人間だけです。

「確かに上の世代が残した負の遺産に苦しめられている部分もあるでしょう。自分たちの力ではどうにもならない理不尽に苦しめられる瞬間もたくさんあるでしょう。古い価値観で若い可能性が摘み取られている現場も世の中にはたくさんあるんでしょう。でもね、文句を言っていいのは目一杯、力一杯、自分の持てる限りの力を出し切った人間だけです。あなたは何をしましたか?あなたは何を成し遂げましたか?イベントを開いて、その場にいない人間の悪口を並べ立てて、拍手をしてイベントを閉幕させる。それだけです。あなたがやってるのは前進でも後退でもない、停滞の言い訳です。今回もそうしますか?今回もまだそれを続けますか?

浅倉秋成. 俺ではない炎上 株式会社 双葉社

ねこです。

「どりょくは かならず むくわれる」なんていいますが、
じっさい そうは とんやが おろさないのも じじつ。
でも どりょくしてないひとが もんくいう しかくはないのも じじつ。

もてるかぎりの ちからを だしきるって むずかしい。
ぜんりょく だしたとしても
もっと できることは あったのではないか
もっと じぜんに じゅんび できたのではないか
みたいに こうかいが つらつら。

そんなかんじなので ねこは なにも かんがえず つねに ぜんりょくです。
いわゆる ねこまっしぐら。
こうかいは そのばに すてていく スタイル!
そして いきぎれして ばたんきゅー。
たとえ なにも いみがなさなくても だれにも もんくは いわせませんのだ。

ストロベリーナイト 警部補 姫川玲子

結局、人は勉強しなくなった時点で成長が止まるのだ

 それでいいのだ。結局、殺人犯捜査の刑事は誰もが一匹狼だ。信頼できるはずの自分の部下でさえ、いつ手柄をかすめ取っていくか分からない。その点、公安は行動が班ごとで、人員も固定されていてやりやすかった。ただ、その一点についてのみだが。
 最近年のせいだろうか、今泉のように係長警部になってデスクに座るのも悪くないと思うようになった。だがそれこそ、この年で試験勉強をする気にはなれない。勉強するくらいなら警部補のまま、こうやって一人で現場に出る方がまだマシだと考え直す。結局、人は勉強しなくなった時点で成長が止まるのだ。勉強好きには敵わない。
 ふと「勉強」の二文字に、あの、姫川玲子の顔が重なって浮かんだ。
 ――しっかし、あの小娘は……。

誉田哲也.ストロベリーナイト 警部補 姫川玲子(光文社文庫)

ねこです。

ひとは ものごころ ついたときから べんきょう べんきょう またべんきょう。
あめ あめ ごんどう あめ ごんどうの まいにちです。
なんか こうはん おかしかったですが それくらい べんきょうしつづけなければならないのです。

ゲームでも さいきょーのわざや さいきょーのまほう おぼえても
さいこうレベルではないって まさに これを あらわしているんじゃ?
ギガスラッシュも マダンテも アルテマも メテオも
おぼえてから まだまだ レベルあげは つづくのです。
ちからや まりょくをあげて さいだいダメージ めざすのです。

つまり さいきょーになるべく LV99めざして べんきょうしていく ひつようがあるってこと。
べんきょうずきには かなわない。

そういえば さいきん「べんきょうしまっせ ひっこしのサカイ~♪」という CMを みないきがします。
もしかしたら ひっこしのサカイも LV99になったのかも。
ひっこしのサカイ さいきょーすぎます。
うっかり エンカウントしないよう きをつけたいです。

爆弾

くだらない人間と、優秀すぎる人間は、おなじ結論にいきつくんじゃないかって

「わたしはね、刑事さん。噓が大嫌いなんです。噓にずっと、騙されてきたからです。みんながわたしに噓をつき、噓を教えてきたんです。噓つきが、まるで噓つきじゃないかのような顔をして胸を張っているんです。その馬鹿馬鹿しさに気づいてしまって、だから路上で暮らしたりしてたんです。正直な人間は、生きづらい世の中です。でもわたしはね、むしろ噓つきを憐れに感じたりもするんです。彼らは噓をついている。他人を騙すだけじゃなく、自分自身も騙してるんです。ごまかしにごまかしを、塗り重ねているんです」
「だから無差別テロもオッケーなわけ?楽しんでる正直なおれツエーって感じ?はっ。あんた、心底くだらない男だな」
「そう。くだらないんです。いったでしょ?相手にされない袋に入ったゴミだって。道端の石ころだって。誰からも見向きもしてもらえない、憶えてすらもらえない、のっぺらぼうなんだって」
 背を丸め、下からのぞき込むように、スズキは類家を見上げた。スチール机に、顎がつきかけていた。
「でもわたし、こんなふうにも思うんです。くだらない人間と、優秀すぎる人間は、おなじ結論にいきつくんじゃないかって。わたしと刑事さん、じつはすごく、近しいんじゃないかって」
 それにしても、とスズキが無邪気にはにかんだ。
「刑事さん、意外ともってるじゃないですか、良識」

呉勝浩.爆弾(講談社文庫)

ねこです。

「ばかと てんさいは かみひとえ」みたいな ことばも あったりします。
いっけん おかしな はっそうが きせきの だいぎゃくてんを ひきこんだり。

じっさいのところ ばかと てんさいのさっていうのは
せいこうしたか しっぱいしたか、そのさでしかないと おもいます。
もともとの アイディアじたいは おなじでも
うまくいけば てんさい、うまくいかなければ ばか、
そのくらい せんさいな さ なのです。

アタック25で よくいわれていた あのことば。
「しんちょう かつ だいたんに」が よいかもしれません。

ねこも わりと ぎゃくてんホームランてきな アイディアが うかぶので
ねこと てんさいも かみひとえの かのうせい。
しんちょう かつ だいたんに うまくいくよう がんばりたいしょぞん。