月別アーカイブ: 2022年11月

あのとき始まったことのすべて

おれくらいの歳になるとな ──、十年ぶりとか、 十五年ぶりとか、そういうことってすげえ増えてくるんだよ ──。

「岡田くんって、今いくつなんだっけ?」
「二十五です」
「ふーん」
 多分これから増えてくるぞ、と、門前さんは前を向いたまま言った。
 おれくらいの歳になるとな ──、
 十年ぶりとか、 十五年ぶりとか、そういうことってすげえ増えてくるんだよ ──。 

中村 航. あのとき始まったことのすべて (角川文庫)

ねこです。

とし を とる たび ○ねんぶり が どんどん ふえて いきます。 

5ねんぶり に ちくわ を たべた。
10ねんぶり に かみおおおおおおおおおか で おりた。
15ねんぶり に あの おわらいげいにん の ネタ おもいだした。 

あれ?なまえ ここまで でてる のに……なまえ なんだっけ?
あの パンパンスパパン だれ だっけ?

って ぐーぐるさん に「パンパンスパパン」って うったら
ちゃんと アクセルホッパー /ながい ゆういちろう って でてきて ひとあんしん。

こんどこそ パンパンスパパン わすれないよう がんばります。

夜は短し歩けよ乙女

あんた、一期一会という言葉を知っているか。それが偶然のすれ違いになるか、それとも運命の出逢いになるか、すべては己にかかっている。

「あんた、一期一会という言葉を知っているか。それが偶然のすれ違いになるか、それとも運命の出逢いになるか、すべては己にかかっている。俺と彼女の偶然のすれ違いは、運命の出逢いになる前にむなしく潰えた。『思えばあれがきっかけだった』と、いつの日か彼女と一緒に思い返す特権を、俺はむざむざ失ったのだ。それというのも、俺に機会を摑む才覚も度胸もなかったからだ!」
「な、飲もう」

森見登美彦.夜は短し歩けよ乙女(角川文庫)

ねこです。

まいにち ひと と ひと
ねこ と ねこ が すれちがう よのなか。
でも ほとんど ぐうぜん の すれちがい です。

いっぽう で「そで ふりあう も たしょう の えん」って ことば も あります。

むずかしい こと は よく わからない けど
であい って ずっと まえ から きまっていた の だと すると
ぜんぜんぜんせ から さがしはじめる のも ひつよう だったり するかも?