夕焼けで、赤く見えるだけだから
「昨日、あたしの代わりに翔太が教室を掃除してくれたんだよね。ありがとう」
天祢涼.あの子の殺人計画(文春文庫)
「……椎名が帰っちゃったのは、俺の言い方が悪かったせいだから」
薄闇に覆われてはいたけれど、翔太の頰がほんのり赤く染まったように見えた。あたしがそれを確かめようとしていることに気づくと、翔太はいままでで一番ぶっきらぼうな口調で言う。
「夕焼けで、赤く見えるだけだから」
「もう夕焼けなんて終わってるよ。もしかして、照れてる?」
「少し」
あたしが思わず笑うと、翔太の口許も少しだけ緩んだ。
同い年の子とこんな風に笑い合うのは、たぶん初めてだ。
ねこです。
あきになると あかとんぼって イメージですが、
さいきん きづけば あかとんぼ みないです。
なつの あつさが いじょうにつづく さっこん、
あきが みじかくなったからなのかもしれません。
ねこは あかとんぼは ゆうやけに てらされて あかいのだと おもってました。
ねこしらべによると あかとんぼは ゆうやけじゃなくても あかいみたい。
あと あかいからといって とくに 3ばい はやいわけでも ないらしいです。
あかとんぼについて ちょっと くわしくなりました。
ねこは ゆうやけをみると ちょっぴり なみだが でてきます。
あかい ゆうひが まぶしいからでは なさそうです。
なんとなく おもいだせそうで おもいだせない、
きおくの おくそこに ひっかかる なにかが あるのかもしれません。
おもいだせないのは ざんねんですが、
これからも ねこは つよく いきていきたいです。
