冬期限定ボンボンショコラ事件

だったら、できるだけのことをするにはどうしたらいいか、考えればいいじゃないか。

 中学生、か。
 小佐内さんには覚悟と行動力がある。ぼくには、たぶんだけれど、観察力とひらめきがある。だけどぼくたちは中学生だ。結局はその点が、ぼくたちの推理と捜査にとって致命的なハンデとなるんじゃないか?
「……何をいまさら」
 今度は、小佐内さんも振り返らない。
 いまさら、だ。ぼく以外のクラスメートは、そんなことにはとっくに気づいて、引き返していった。ぼくは、たとえぼくが何者であろうとも真実を突き止める、いやむしろ真実を突き止めることによってぼくが何者であるかを証し立てられると考えたからこそ、いまこうして自転車を走らせている。中学生だからできないことがあるのはたしかだとして、高校生には高校生だから、大学生には大学生だから、大人には大人だからできないことがあるに決まっている。だったら、できるだけのことをするにはどうしたらいいか、考えればいいじゃないか。

米澤穂信.冬期限定ボンボンショコラ事件〈小市民〉シリーズ(創元推理文庫)

ねこです。

ねこに できること。
いろいろ かんがえてみたけど あんまり ないかも。

おねいさんの しごとの じゃま とか
おねいさんの ふとん せんりょうしたり とか
おねいさんの ソファで つめといだり とか
ふだんの せいかつに あんまり やくだたないものばかり。
むしろ めいわくこうい はなはだしい。
あの ゆうめい ねこがたロボットみたいに べんりどうぐ だせたら おやくだちなのに。

こういうときは しかくを とるのが いちばんって きいたことが あります。
なにか おやくだちしかくを ゲットすべし。
「ネコ ゆうようしかく」で けんさくしたら でてきました!

ネコの いま もつべき しかく3せん
きのぼりライセンス
せみとり1きゅう
キャットくうちゅう3かいてんけんてい

なんだか おやくだちとは ほどとおい しかく ばかりな きも しますが
なつなので せみとり1きゅう がんばってみます。

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