希望が死んだ夜に

一人で家にいるときよりも、賑やかな教室にいる方がさみしく感じるのはなんでだろう。

 八月二十六日。
 夏休みは昨日で終わり。今日から学校だ。
 今年は観測史上最も暑い夏になるかもしれないらしく、朝から殺人的な太陽光線が降り注いでいた。通学路のアスファルトも、電柱も、道路標識も、目に映るありとあらゆる物の色が鮮やかになっている。
 それらとは正反対に、あたしの心は暗く沈んでいた。
 今日からまた、住む世界が違う人たちに囲まれながら、ほとんど誰とも口をきかない毎日が始まるのか。高校に行かなくちゃいけないから我慢するけれど、一人で家にいるときよりも、賑やかな教室にいる方がさみしく感じるのはなんでだろう。

天祢涼.希望が死んだ夜に(文春文庫)

ねこです。

なつやすみ おわっちゃいました。
ミンミンミンより ツクツクボーシより カナカナカナ……のほうが
なんとなく さみしくなるのは なぜでしょう?
ねこも みょんみょんみょんと ないたほうが いいきが してきます。

そういえば むかし こんな もんだいが ありました。

もんだい
まちの ひとごみ かたが ぶつかって ひとりぼっち
はてない そうげん かぜが ビュビュンと ひとりぼっち
なきたくなるばしょは どっち?

こたえ
2つ まるを つけて ちょっぴり オトナさ。

ずるいです。まわたりさん。
でも オトナっていうのは いつも ずるいもの。
こどもには「はやく ねなさい」っていうけど
オトナは よふかししています。
ずるいです。

ねこも ここぞというときは 2つ まるを つけて
ちょっぴり オトナを きどりたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です