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運転者 未来を変える過去からの使者

だから、いつでもどんなときでも明るくて楽しい奴であれ

 修一が転職して今の会社に入ったばかりの頃、脇屋にこの仕事の極意を尋ねたことがあった。修一自身がこの仕事を続けられるのかどうか不安だったこともあるが、脇屋が仕事のできる男だということはそばで見ていてすぐにわかる。なにしろ、今でも特に営業に出ているわけでもないのにどんどん新規の契約が入ってくるのだ。何をしていても向こうから契約が来る。それが脇屋という人だった。その極意を教えてもらいたいと思ったのだ。
 脇屋は修一の問いに答えて言った。
「いつでもどこでも、明るく楽しくいることだ。いつでも、どんなときでもな」
「それだけですか?」
 修一が拍子抜けして聞いた。
「ああ、それだけだ。保険というのは誰の人生にとっても必要なもんだ。だからどんな人も自分の顧客になる可能性がある。でも、こっちが入ってほしいときに都合良く入ってくれる人なんていない。大事なのはどんな人でも保険に入ろうと思う瞬間があるってことだ。そのときに、『そう言えばあの人』って顔が浮かぶ奴でいることだ。だから、いつでもどんなときでも明るくて楽しい奴であれ」

喜多川泰.運転者未来を変える過去からの使者

ねこです。

えいぎょう の ひと って だいたい じぶん の つごう おしつけて くるもの。
じぶん が やられて ぜったい いや な はず なのに それが とうぜん の ごとく。
けいやく きまる まで は がんがん でんわ かけてきて
けいやく きまる と でんわ つながらない あるある。
まったく なんなのです。

ねこ も きほん じぶん の つごう で うごいて いるので ひと の こと あんまり いえない。
そんな わがまま な ねこ ですが いつも あかるく たのしく いる こと には じしん あり。

もふもふ したい とき「そういえば あの ねこ」って かお が うかぶ ねこ で いたい です。

株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者 新版

今、手にしているボールを手放さなければ新しいボールは受け取れないんじゃないの?

先生っていうのは、子どもたちに未来を語るんですよ。夢を持てとか、あきらめなければ夢はかなうって……ところが、当の本人があきらめているわけですから、何にも言えなくなりますよ。
 ああ、俺は、こいつらに何かを偉そうに言える立場じゃないなって、思うわけです。
 それからは、できるだけ偉そうなことは言わず、関わらずって思いながら、ただその日をやり過ごすことだけに集中して毎日を過ごしました。
 それを見かねた同じ学校のある先生が─私はその先生と一緒にテニス部の顧問をしていたんですが─ある日、すれ違いざまにテニスボールを『ホイッ』って言いながら次々投げてくるんですよ。私も次々受け取っていったんですが、五つ目のボールを取り損ねて落としてしまったんです。そしたら、彼が『今、手にしているボールを手放さなければ新しいボールは受け取れないんじゃないの?』って。私は、その言葉で、吹っ切れた気がしたんです。本当にツアープロになりたければ、ほかのものを手放してでもそれをつかみにいかなければならないんだって」
「それって……」

喜多川泰.株式会社タイムカプセル社新版十年前からやってきた使者

ねこです。

ひと は たくさん の もの を かかえられない。
わかりやすく いうと
「とうてん の ルール。のみほーだい は グラスこうかん と なります」
って アレ です。

だいたい グラス あきそーかなー って タイミング で タッチパネルちゅうもん した とき に かぎって
なかなか つぎ の のみもの こなくて グラス あいたまま まちぼうけ。
こんど は ちょっと はやめ に ちゅうもん すると びょう で とどいて
いま ある のみもの いっきのみ せざる を えない。
これは ぜったい しくまれてる。

あと なましぼり キウイサワー は でてくる の おそい き が します。
きっと なましぼり キウイサワー だいにんき で
なか で しぼってる ひと も つぎ から つぎ へ と ちゅうもん きて てんやわんや。

いま て に してる キウイ しぼらなければ あたらしい キウイ しぼれないんじゃないの?
って いわれながら つぎつぎ つくってるんだと おもう と ちょっと かわいそう に おもえて きた ので
なましぼり キウイサワー が でてくる の おそくても じっと まつ こと に します。